想定外?想定すべきでは
こんばんは。新入りのしータケです。
皆さんGWはいかがお過ごしでしたでしょうか?
私は庭の手入れとちょこっと関東の様子見でGWを終えました。
今日は一日良い天気でした!
雨が降ったり急に寒くなったり、変わり易い天気が続いていましたがそろそろ本格的に暖かくなってくるのでしょうか。
本日は5月10日、東日本大震災よりちょうど2ヵ月が経とうとしています。
仙台駅前は表面上は依然の活気を取り戻しつつあります。
そんな折、いやまさに今朝の話ですが、
出勤途中に衝撃的な光景を目の当たりにしました。
おそらくですが“築浅”のアパートの解体工事を見てしまったのです。この度の東日本大震災の影響と容易に想像出来るのですが…
建物の外部に大きな損傷は見られません。
なぜかと言うと…地盤が沈下しているようでして解体に至ったのでしょう。
建物が残っているだけにオーナー様はなんとも悔しい思いをしているのでしょう。
想像だに出来ません。
その土地はおそらく、いや間違いなく「盛土」の「宅地造成」された宅地です。地域的には地盤改良が必ず行われているであろうエリアです。
建物は損傷が見られないですから耐震基準はしっかり満たしているのでしょう。それでは地盤改良はどのようにされていたのでしょうか。
遡ること数年前、誰もが知る「姉歯事件」を機に建物における耐震基準にメスが入りました。耐震基準を審査する側にも設計側にも大きな苦労がありました。しかしその苦労の末これまで以上の耐震基準を満たした住宅が増えたことは居住者にとって良いことであると思っています。
地盤改良はどうか、一般の方の耐震基準に関する知識は事件を皮切りに大幅に認知されることとなりました。その一方、その建造物を支える地盤改良には目が行ってなかったのかもしれません。地盤改良には工法がいくつもあります。「表層改良」「柱状改良」など他にも多くの地盤改良工法があり、地盤調査をした上で行われるものです。
建築確認を申請する際には合わせて提示するものなのですが、「盛土」+「宅地造成」であれば地盤改良はほぼ必須の事項な筈です。
では私が見かけたあの土地はどのようにされていたのか、知る由もありませんが気になります。
耐震基準を見直すのは必要でした。審査を厳しくしたのは素晴らしいことだと思います。しかし同時に地盤改良についてももっと言及すべきだったのではないでしょうか。築浅の建造物が地盤沈下の為、解体せざるを得ない状況などあってはならないことだと思います。
ここ2ヵ月“想定外”と言う言葉をよく耳にします。
想定外?とんでもない!想定すべきでしょう!
一昔前に聞きました“想定の範囲内”
これ位言えないもんですか。
地盤改良を行うには予算の問題あり、工期の問題あり、その他にも色々な問題があるかもしれません。しかし築後何かしらの問題が発生した時、後悔するのでは遅いです。何、もしくは誰が悪い、と言える話ではありません。国が見直すべきだと思います。
国は過去に遡れば阪神淡路大震災など見直す機会があった筈。
東日本大震災からまだ2ヵ月足らずしか経過しておらず、避難所生活を余儀なくされている方々も大勢いらっしゃいます。国を挙げての復旧・復興作業を推し進めて頂きたいと思いつつ、二度と同じような状況に陥らないよう改めてメスを入れて頂きたいと願っております。
こういった光景を目の当たりにしますと、同じく仙台市民ながら自らの置かれた恵まれた環境に改めて感謝します。
そして東北人として、宮城県民として復旧・復興の一助となるよう努めていく!と改めて決意する次第です。
しータケでした。。
しータケ










