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ランディングページとWebサイトの違いとは?目的に合ったものを作ろう!
ホームページ制作時に必要な企画提案書の構成と内容を「チョットだけ」ご紹介ネットでの集客を考えるうえで「ランディングページ」「Webサイト」どちらを作るか、ということを一度は考えたことあるかと思います。
そもそもどんな違いがあるかがよく分からない・・・どれを制作したらいいの?という方に、ランディングページとWebサイトとの違いを解説します!
違いを理解し、目的に合わせたサイト制作をしていきましょう。
Webサイトとランディングページそれぞれの特徴
まずは二つの特徴をみていきます。
ランディングページとは
ランディングページとは、1ページ構成で主に「売上やユーザー獲得に注力特化したページ」となります。分かり易い例で言うと、「チラシ」のように宣伝やセールスなど広告目的としたレイアウトで作られます。
特徴としては、以下になります。
- 縦に長い1ページで構成
- 売上やユーザー獲得などコンバージョンを目的としたページ
- 目を引くようなメリハリのあるデザイン
- お問い合わせ以外のリンクが無い
- ユーザーニーズを踏まえたシナリオ・構成
- web広告からの集客が得意
ユーザーにアクションを促進するのが目的であるため、Webサイトと比べると内容が直感的で伝わりやすく、飽きの来ない動きのあるようなインパクト重視のデザインで訴求しているのが特徴。
また、ページ離脱防止のためにターゲットユーザーの情報分析を踏まえ、セールストークのようにユーザーに語りかけるような構成作りやお問い合わせ以外のリンクは設置しないなどの工夫がなされています。
集客方法は、リスティング広告などweb広告で短期間の集客を得意としています。
ランディングページのメリット
Webサイトと比較してデザインの自由度が高い
ランディングページはデザインやレイアウトの制限がないため、ユーザーに興味関心をもってもらうためにメリハリのあるインパクトの高いデザインで作ることができます。
コンバージョンにつながりやすい
Webサイトと比べるとランディングページは基本的に提案したい商材の情報以外は掲載しないため、目移りすることなくコンバージョンにつなげることができます。
ランディングページのデメリット
SEO面で弱い
先程メリットとして「デザインの自由度が高い」と挙げましたが、インパクトのあるデザイン性の高いフォントや表現をするときは文字を画像化して表現する必要があります。検索エンジンのクローラーは画像の内容を読み込むことができないため、”情報量が少ないページ”と判断される可能性があります。1ページ構成である検索エンジン上位に表示させるのは難しいでしょう。

SEO効果がないということは、逆手に取ればSEO対策を意識するよりも広告で成果をあげることに注力して制作をすればよいというメリットにもなります。
Webサイトとは

Webサイトとは、複数ページ構成で「情報提供」「お問い合わせ」など複合的な目的をもちます。TOPページがあり、そこからユーザーの知りたい情報がある下層ページへと遷移させるため、ユーザー目線で知りたい情報を見つけられるような分かり易いサイト設計がポイントです。企業サイト(コーポレートサイト)、ECサイトはすべて”Webサイト”に分類されます。
特徴としては以下になります
- 複数ページで構成
- 検索エンジンによる集客が一般的
- サイト全体でデザインを統一
- 「パンフレット」のような役割
幅広い情報提供するためのものであることから、複数ページにわたる構成となっています。デザインはブランドイメージに沿った一定のルールに沿ってデザイン制作をし、見出しやカラー・レイアウトを統一させるという考え方のもと制作していくのが一般的です。ページが複数にわたるため、ルールから外れたデザインで制作するとサイト全体を通してまとまりのないサイトになってしまいます。
集客方法としては、検索エンジンからの集客を得意とします。
Webサイトのメリット
長期的な集客が見込める
短期的な集客を得意とするランディングページに対し、Webサイトは一度作れば長期的なスパンでPRすることができます。コンテンツの追加や情報を更新していくことで検索エンジンから評価され、上位表示させることで持続的な集客につながります。
伝えたい内容を自由に展開できる
Webサイトは情報量・内容に際限がないため、訴求したい内容を自由に増やすことができます。また、「新事業で掲載する情報が少ない・・・」といった場合にも初めは1枚もののWebサイトを制作し、後々ページを拡張して情報の展開が可能となります。
※著作権絡み、法律に触れる内容等には気をつけましょう
Webサイトのデメリット
リンクが多いためランディングページ離脱ししまう可能性がある
複数のページで構成されていることから、コンバージョンエリアがあってもランディングページに比べて離脱してしまう確率は高いでしょう。
集客に一定の時間がかかる
長期的な集客が得意なWebサイトですが、検索エンジンに評価されるまで地道にコンテンツを発信し、更新していく地道な努力が必要です。
結局どっちがいいの?

ランディングページとWebサイトはそれぞれ目的に合わせた役割があるため、場合によっては2つを組み合わせて運用していくとより効果的なWeb集客につながります。
すでにWebサイトを持っている方でも、特に売り込んでいきたい商材があればランディングページ作成も検討してみましょう。Webサイトの中にランディングページのリンクを貼り、誘導する方法もあります。
新事業立ち上げで新規でサイトを作成したい、という場合はまずはWebサイトを制作して事業の情報を提供し、認知させることをはじめにやっておくのがよいでしょう。知らない会社に商品やサービスを売り込まれても「本当にちゃんとした企業なのか・・・?」疑いますよね。また、Webサイトは汎用性が高いためランディングページよりも運用しやすく、初心者の方にも向いています。Webサイトを作った上でランディングページを作成し、具体的な商材をPRしていきましょう。